帳票 GUI の入力補助制御

帳票編集画面には、以下のような入力を補助する機能も備えています。

書類発行者情報の自動セット

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項目・操作の説明

帳票を新規作成する際、「書類発行者情報」の項目を自動でセットします。
ユーザーが所属している会社、組織の情報および利用者情報から引用します。
自動セットされた値は変更可能です。

フレート情報(単価が項目としてある場合)の自動算出

画面イメージ

項目・操作の説明

以下の計算が行われます。(自動算出後の金額打ち替えも可能です)

  1. 数量×単価=料金
  2. 料金×為替レート=料金(レート換算)
  3. 料金(レート換算)の明細計=フレートチャージ総合計金額

フレート情報(単価が項目としてない場合)の自動算出

以下の機能でフレート情報の計算が行われます。

  • UL100:商業送り状
  • UL110:仮送り状

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項目・操作の説明

以下の計算が行われます。(自動算出後の金額打ち替えも可能です)

  1. レート×料金=為替レート

コンテナ情報の自動算出

画面イメージ

項目・操作の説明

以下の計算が行われます。(自動算出後のコンテナ総本数の打ち替えも可能です)

  1. コンテナ本数の明細計=コンテナ総本数

商品情報の自動算出

以下の機能で商品情報の計算が行われます。

  • UL040:船積依頼書
  • UL100:商業送り状
  • UL110:仮送り状
  • UL120:パッキングリスト

単位の反映方法について

  • 明細内で、単位コードが揃っている場合は、選択されたコードが総欄の単位コードへ反映されます。
    異なる場合、総欄は空欄となります。(自動反映後の単位の打ち替えも可能です)

    例)「商品ネット重量 単位コード」
    全ての明細が KGMで揃っている際、「商品総ネット重量 単位コード」も KGMが表示されます。

画面イメージ1

項目・操作の説明1

  1. 「コンテナ本数またはパッケージ数」
    • 「パッケージ総数」へ加算されます。
    • 「パッケージタイプ」もあわせて転記されます。
  2. 「商品ネット重量」、「商品グロス重量」「商品体積」
    • 同項目の総へ加算されます。
    • 各項目の「単位コード」もあわせて転記されます。

画面イメージ2

項目・操作の説明2

  1. 「パッケージ数」
    • 「パッケージ総数」へ加算されます。
    • 「パッケージタイプ」もあわせて「パッケージタイプ(総数)」へ転記されます。
  2. 「商品合計金額」の自動計算
    • 商品数 × 商品単価 = 商品合計金額 を計算します。
  3. 「商品数」
    • 「商品総数」へ加算されます。
  4. 「商品合計金額」
    • 「総額」へ加算されます。
    • 「商品合計金額通貨」もあわせて「商品総合計金額通貨」へ転記されます。

届出荷送人番号・登録事業者番号の入力補助

届出荷送人番号・登録事業者番号の入力欄には、以下の入力補助機能があります。

画面イメージ

項目・操作の説明

  1. 届出荷送人番号・登録事業者番号

    届出荷送人番号・登録事業者番号リストから選択、または直接入力します。

    ※ 直接入力した番号が無効(誤入力や有効期間外など)の場合は、エラー表示されます。

  2. 選択種別

    届出荷送人番号・登録事業者番号リストに表示される番号の種別を変更できます。

    • 自社の番号

      ログインユーザーの会社に登録されている番号がリスト表示されます。

      ※ 番号とログインユーザーの所属組織が紐づけ登録されていると、その番号はリストの先頭に表示されます。

      番号の登録方法、および組織との紐づけ方法は、 会社・管理者を編集する をご参照ください。

    • 取引内他社の番号

      ログインユーザーの会社を除いた取引関係先の会社の届出荷送人番号・登録事業者番号がリスト表示されます。

VGM項目の自動入力

以下の機能では届出荷送人番号・登録事業者番号が入力された際、VGM項目に値が自動入力されます。

  • UL090:コンテナ貨物搬入票
  • UL440:コンテナ確定重量報告書

自動入力の対象項目

  • 総重量(VGM)確定者 責任者
  • 会社名
  • 住所
  • 電話番号
  • 重量を確定した場所(リスト)

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項目・操作の説明

  1. 届出荷送人番号・登録事業者番号

    自社または、取引内の他社の番号を入力した場合、「自動入力の対象項目」に値が自動入力されます。

    取引に参加していない他社の番号を入力した場合、「自動入力の対象項目」の値はクリアされます。

    ※ UL440:コンテナ確定重量報告書 では、
      ログインユーザーが事業種別「届出荷送人」の取引関係先組織に所属している場合、届出荷送人番号が選択リストに表示されます。
      ログインユーザーが事業種別「登録確定事業者」の取引関係先組織に所属している場合、登録確定事業者番号が選択リストに表示されます。
      ログインユーザーがいずれの取引関係先組織にも所属していない場合は、選択リストに番号は表示されません。

  2. 総重量(VGM)確定者 責任者

    届出荷送人番号・登録事業者番号に自社の番号が入力された場合、以下の値が自動入力されます。

    • ログインユーザー名 + ログインユーザー名(大文字ローマ字)
  3. 会社名

    届出荷送人または、登録確定事業者として登録されている「名称又は氏名」が自動入力されます。

  4. 住所

    届出荷送人または、登録確定事業者として登録されている「住所」が自動入力されます。

  5. 電話番号

    届出荷送人番号・登録事業者番号に自社の番号が入力された場合、以下の値が自動入力されます。

    • ログインユーザーの所属する組織に登録されている電話番号
  6. 重量を確定した場所

    届出荷送人または、登録確定事業者として登録されている「コンテナ総重量を確定させる業務を行う事業所」が選択リストに表示されます。

    取引外の他社の番号を入力した場合、選択リストに表示されません。(直接入力可)

UL090:コンテナ貨物搬入票 届出荷送人番号・登録事業者番号入力時の自動入力あり/なし

〇:自動入力あり(編集可) ー:自動入力なし(編集可)

入力した届出荷送人番号・登録事業者番号 自社の番号 取引内の他社の番号 取引外の他社の番号 番号未入力または無効番号
会社名 〇※初期値に戻す
総重量(VGM)確定者 責任者 〇※初期値に戻す
住所 〇※初期値に戻す
電話番号 〇※初期値に戻す

UL440:コンテナ確定重量報告書 届出荷送人番号・登録事業者番号入力時の自動入力あり/なし

〇:自動入力あり(編集不可) ー:自動入力なし(編集可)

入力した届出荷送人番号・登録事業者番号 自社の番号 取引内の他社の番号 取引外の他社の番号 番号未入力または無効番号
会社名 〇※初期値に戻す
総重量(VGM)確定者 責任者 〇※初期値に戻す
住所 〇※初期値に戻す
電話番号 〇※初期値に戻す

Colinsから連携されたデータを活用した入力補助

一部の帳票については、GUIで帳票データを入力する際にColinsからサイバーポートへ連携されたデータを活用した入力補助機能を具備しています。

Colin連携連携データの活用方法は、「サイバーポートでの Colins 連携とは」 をご参照ください。