Colins から連携されたデータを活用する

  • Colins が保持する以下の情報がサイバーポートへ連携されます。

    • 船舶動静情報
    • CY 輸出コンテナ情報
    • CY 搬出可否情報

    ※連携されるデータは、サイバーポートでのデータ活用に許可頂いた一部ターミナル様のデータに限られます。

  • サイバーポートの利用者はこの連携データをサイバーポートの帳票データ作成に活用したり、あるいは連携データを参照する API を利用することができます。

Colins から連携されるデータのイメージ

データ活用を補助する機能

入力補助1:Colins連携データを反映する

GUI での帳票作成時、入力されたキー項目(コールサイン、船社コード、航海番号など)に合致する Colins 連携データが存在する場合、自動的に連携データを参照し一部項目の値がセットされます。

画面イメージ

例:ブッキング依頼書の場合

項目・操作の説明

  1. 連携データ取得の条件となる項目を入力します。

    • ブッキング依頼書の場合、航海番号、コールサイン(または本船名)、船社コードを入力します。

    • 当該項目への初回入力または入力値変更があった場合、ロストフォーカス(入力カーソルを別項目に移動する)のタイミングで、上記項目の入力値を条件として連携データの検索を行います。

  2. 条件に合致する連携データが存在した場合、更新対象の項目の値を自動で書き換えます。

    • ブッキング依頼書の場合、積荷港入港予定日、積荷港出港予定日が書き換え対象の項目となります。

    • 書き換えがされたタイミングで、対象となった項目を以下のようにメッセージでお伝えします。

パターン1.「船舶動静情報」からの反映

各帳票の条件となる項目、および書き換え対象となる項目は以下となります。

連携データ取得条件項目

  • 連携データ検索時、以下項目の and 条件による検索となります。
    • 船社コード
    • コールサイン(または本船名)
    • 航海番号

対象帳票および、連携データ取得時の反映先項目

※図表内の表記は以下を表しています。

  輸出取引の場合・・・出

  輸入取引の場合・・・入

対象帳票 積荷/荷揚港
入港予定日
積荷/荷揚港
出港予定日
CY Open CY Cut
UL010:ブッキング依頼書
UL020:危険物ブッキング依頼書
UL030:危険物明細書
UL040:船積依頼書(S/I)
UL050:船腹予約確認書
UL060:空コンテナピックアップオーダー
UL070:運送依頼書
UL080:機器受領書 入出
UL090:コンテナ貨物搬入票
UL100:商業送り状(I/V)
UL110:仮送り状
UL120:パッキングリスト(P/L)
UL140:コンテナ内積付書(CLP)
UL190:バンニング作業依頼書
UL210:フレート情報
UL230:振込完了通知書

パターン2.「CY輸出コンテナ情報」からの反映

各帳票の条件となる項目、および書き換え対象となる項目は以下となります。

連携データ取得条件項目

  • 連携データ検索時、以下項目の and 条件による検索となります。
    • ブッキング番号
    • コンテナ番号

対象帳票および、連携データ取得時の反映先項目

対象帳票 搬出場所
コード
搬出日付 搬出時刻 搬入場所
コード
搬入日付 搬入時刻 コンテナ
長さコード
コンテナ
高さコード
コンテナ
タイプコード
UL080:機器受領書
UL090:コンテナ貨物搬入票
UL440:コンテナ確定重量報告書

パターン3.「CY搬出可否情報」からの反映

各帳票の条件となる項目、および書き換え対象となる項目は以下となります。

連携データ取得条件項目

  • 連携データ検索時、以下項目の and 条件による検索となります。
    • B/L 番号
    • コンテナ番号

対象帳票および、連携データ取得時の反映先項目

対象帳票 搬出場所
コード
搬出日付 搬出時刻 搬入場所
コード
搬入日付 搬入時刻 コンテナ
搬出期限日
コンテナ
長さコード
コンテナ
高さコード
コンテナ
タイプコード
UL080:機器受領書

入力補助2:Colins連携データよりコンテナを検索する

GUI での帳票編集画面にて、入力されたキー項目(ブッキング番号または B/L 番号)を条件に Colins 連携データからコンテナの一覧をコンテナ選択画面で表示します。

画面イメージ

例:運送依頼書の場合

項目・操作の説明

  1. Colins 連携データ取得の条件となる項目を入力します。

    • 輸出帳票の場合は、ブッキング番号を入力します。
    • 輸入帳票の場合は、B/L 番号を入力します。
  2. コンテナ選択ボタンをクリックします。

    • 上記の項目を条件に Colins 連携データの検索を行います。
    • 条件に合致する連携データが存在した場合、コンテナ選択画面に関連するコンテナ情報が一覧表示されます。
  3. 帳票に入力する対象となるコンテナ番号を選択します。(複数選択可)

  4. 選択ボタンをクリックします。

    • 選択されたコンテナ番号の情報が呼び出し元である帳票画面に張り付けられます。

Colins 連携データより反映される項目

  • コンテナ選択時、Colins 連携データより反映される項目は以下となります。

    • コンテナ番号
    • コンテナ長さコード
    • コンテナ高さコード
    • コンテナタイプコード
  • コンテナ番号が、帳票のコンテナ明細に存在する場合は、当該行の値を書き換えます。

  • コンテナ番号が、帳票のコンテナ明細に存在しない場合、明細行を新規に追加します。

対象帳票

  • コンテナ選択(Colins 情報から検索)画面を利用できるのは以下の帳票です。
対象帳票 輸出取引 輸入取引
UL030:危険物明細書
UL040:船積依頼書(S/I)
UL070:運送依頼書
UL130:ドックレシート(D/R)
UL140:コンテナ内積付書(CLP)
UL150:船荷証券(B/L)
UL160:海上運送状(ウェイビル)
UL170:複合運送証券
UL180:コンテナリスト
UL200:積荷目録
UL210:フレート情報
UL230:振込完了通知書
UL240:B/L番号通知書
UL270:輸入指図書
UL290:到着通知(A/N)
UL300:荷渡指図書
UL320:コンテナ貨物搬出票
UL330:CFS搬出票
UL340:貨物輸送送り状
UL350:コンテナ貨物受領書
UL360:納品書