取引を作成する

サイバーポートで情報連携を行う為には、まずは取引の新規作成を行います。

  • 取引の新規作成は、API もしくは GUI にて行います。

    WEB 画面での操作方法は、「操作マニュアル(利用者向け)の 取引」を参照

  • 取引を新規に作成すると、当該取引に取引管理番号が付与されます。利用者は、取引管理番号を用いて取引を一意に特定します。

    ※ 取引管理番号については、「取引管理番号」をご参照ください。

  • 取引を新規に作成した組織・事業種別は、取引のオーナーとなります。

  • 取引の新規作成時には、取引に関わる項目を設定する必要があります。

    ※ 詳細は「取引の新規作成時の設定項目」をご参照ください。

運用ルール

  • 取引は、B/L の単位で作成してください。

    ただし、B/L 単位以外の情報を取り扱いたい場合には、本運用ルールに限りません。

取引管理番号

取引を新規で作成すると、当該取引に対して、取引管理番号が付番されます。

  • 取引管理番号は、システム内で一意になるように以下のルールに従い自動的に付番されます。

  • 取引に参加している事業者は、取引管理番号により取引を一意に判別することができます。

  • 取引に参加している事業者は、取引管理番号の代わりに、代替項目を用いて取引を一意に判別することも可能です。

    ※ 代替項目については、「作成した取引や帳票を特定するには」をご参照ください。

<取引管理番号の体系>

<取引管理番号の体系の説明>

図中の番号 説明
① XXX_ 作成された取引の業務パターン(輸出/輸入)により、プレフィックスを指定します。
 輸出  ⇒   EXP / 輸入  ⇒   IMP
② YYYYMMDD 取引の作成された日付(日本時間)を YYYYMMDD 形式で指定します。
 2020 年 4 月 1 日   ⇒   20200401
③ 99999999 システムで自動で発行する 8 桁の連番になります。
 最小値 = 00000001  / 最大値 = 99999999
最大値 = 99999999 まで到達した場合は、00000001 に戻ります。

取引の新規作成時の設定項目

取引を新規に作成する際には、以下の項目を設定します。

<取引新規作成時の項目>

No. 項目 説明
取引のオーナー情報 取引のオーナーとなる情報を設定します。
オーナーとして設定する情報は、「組織」・「事業種別」であり、利用している利用者の所属する組織及びその組織の持つ事業種別のみ設定ができます。
業務パターン 取引の業務パターンを設定します。
設定した業務パターンは、主に取引一覧画面での検索条件に利用します。
詳細は「業務パターン」をご参照ください。
取引名 取引管理番号に対して、任意に付与することができる名称です。
設定した取引名は、主に取引一覧画面での検索条件に利用します。
詳細は「取引名/社内管理番号」をご参照ください。
社内管理番号 取引管理番号に対して、取引関係先毎に任意に付与することができる管理番号です。
設定した社内管理番号は、取引一覧画面での検索条件や、取引の特定時に取引管理番号の代替項目として利用することができます。
詳細は「取引名/社内管理番号」をご参照ください。

業務パターン

取引の新規作成時に、当該取引の業務パターンを設定します。
設定した業務パターンは、主に取引一覧画面での検索条件に利用します。

業務パターンは、以下の通りです。

No. 業務パターン 説明
輸出/輸入 取引が、輸出か輸入かを設定します。
設定により、事業種別毎の帳票アクセス権限の初期設定値が決定します。
事業種別毎の帳票アクセス権限の初期設定値は、「操作マニュアル(利用者向け)の 帳票一覧」をご参照ください。
FCL/LCL コンテナの輸送形態(FCL 貨物/LCL 貨物)を設定します。
基本的に、取引一覧画面での検索条件でのみ使用されます。
仲介あり/仲介なし 取引に海貨/フォワーダー等の仲介業者が参加するか否かを設定します。
基本的に、取引一覧画面での検索条件でのみ使用されます。
※ 「仲介なし」に設定しても、海貨やフォワーダーを取引に参加させることは可能です。
内航あり/内航なし 取引に内航輸送があるか否かを設定します。
「内航なし」と設定した場合、事業種別:内航船社 は、取引に参加させることはできますが、すべての帳票の帳票アクセス権限が与えられません。

運用ルール

  • 業務パターンは、当該取引に適切なパターンを設定してください。

  • 内航のある取引の場合、業務パターンは「内航あり」を選択し、内航船社を取引に参加させてください。

取引名/社内管理番号

取引の新規作成時、取引管理番号に対して、取引名/社内管理番号を付与することができます。

<取引名>

  • 取引名は、取引の新規作成時に付与することができます。

  • 取引名の変更は、取引のオーナーのみ可能です。

  • 取引関係先間で共通の項目になります。

<社内管理番号>

  • 社内管理番号は、取引の新規作成時及び取引の設定画面より付与・編集することができます。

  • 当該取引の取引関係先毎に付与することができます。

<取引名/社内管理番号の例>

運用ルール

  • 取引名は、自分以外の取引関係先も参照できる情報のため、適切な名称を設定してください。